ビタミンとミネラルの相互作用と腸内細菌の密接な関わり

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健康豆まめブログ

【腸活のススメ】ミネラルとビタミンと腸内細菌の密接な関係!

2021/04/23

ミネラルとは・・!

ミネラルは直訳すると鉱物・鉱石で、語源は鉱山(Mine)からきていて

栄養学的に、生態金属元素と呼ばれていましたが、

非金属のヨウ素等も含まれている事から現在では生態微量元素と定義されています。

 

人間の体を微細に考えると、地球上にある物質と同じように元素からできています。

その中でも、酸素、炭素、水素、窒素は、皮膚や体液、臓器を構成する要素として、

非常にたくさん使われているので、「多量元素」と呼ばれていて、その割合は、

酸素65%、炭素18%、水素10%、窒素3%でほとんどを占めています。

そこに「少量元素」と呼ばれるカルシウム1.5%、リン1%を合わせると人間のおよそ98%になり、

残りのおよそ2%は、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄等の「微量元素」という事になります。

一般的に「ミネラル」といえば、多量元素以外の少量元素と微量元素の事をいいます。

「ミネラル(少量元素と微量元素)」の働き!

ミネラルもビタミンと同じく、酵素(化学反応を促進させる為のたんぱく質)の

働きを補い、体液・骨の合成・神経組織をつくる為にも必要なものです。

 

ミネラルは、精神と体を正常に働かせる為に欠かす事の出来ないものであり、

体液の微妙なバランスを保つ為にも働いています。

また、体の酸性やアルカリ性のバランスを保ち、栄養が運ばれやすくします。

更に細胞内に栄養素を吸収したり、老廃物の排出を助けたり、

異物への抗体の生成にも関与します。

ミネラルのほとんどは、ビタミンと一緒に働きます。

また、大量に摂って余ったミネラルは、筋肉や骨に貯蔵されます。

しかし、長期にわたって大量に摂り続けると、毒になる事があります。

ビタミンとミネラルの相互作用と腸内細菌の関わり!

ビタミンやミネラルは、いくつかが様々に組み合わさり、相互に働きあって、

私達、人間の体を正常に維持しています。

例えば、カルシウムは、健康な骨をつくるといいますが、

実際には、カルシウムだけでは健康な骨や歯は作れません。

カルシウムを効率よく働かす為には、カルシウムを沈着させるビタミンD

カルシウムの働きを高めるビタミンC、カルシウムの働きを助ける

マグネシウムの働きが必要不可欠なのです。

また、カルシウムには、神経の働きを穏やかにする働きもありますが、

精神を安定させるには、カルシウムだけでなく、マグネシウム、

亜鉛、鉄、銅、ビタミンB群などの働きも必要なのです。

ビタミンCは、鉄が一緒の時に体への吸収が良くなります。

ビタミンとミネラルは、お互いに関係し合って、

最高の効果を発揮するようにできているのです。

 

そして、腸内細菌は、カルシウムなどのミネラルの吸収や

余分なミネラルの排出に役立っています。

腸内細菌は、ビタミンKやビタミン12、葉酸など数種類のビタミンをつくり、

私達に供給しているのと同時に、食品から摂取するミネラルやビタミンなどを代謝し、

その形や働きに影響を与えます。

腸内細菌と各種ミネラル・ビタミンは、密接な関りを持ちながら私達の健康に関与しています。

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